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2008年01月17日


チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 第3楽章

チャイコフスキー:VN協奏曲
諏訪内晶子
ワーナーミュージック・ジャパン(2000-06-21)
おすすめ度の平均: 5.0
5世界最高の水準の高さ、納得させてくれる名演。
4本選の演奏と同じと思わない方がいいです
5待ちわびたチャイコフスキー
51ページ目

♪ロシアの農民舞踊を取り入れた快活な楽章

チャイコフスキーは初演によくつまづいた作曲家であることは
お伝えしていますが、この曲もその例にもれず、
初演の結果は散々で批評家のハンスクリックにも
特に第3楽章を指して「安物のウォッカの匂いがする」
とまで言われたのは有名な話です。

しかし、そうして初演に失敗した「悲愴」「白鳥の湖」
そしてこの「ヴァイオリン協奏曲」といった作品が、
後々チャイコフスキーを代表する名曲となっていった事実は、
チャイコフスキーのセンスが常に時代の一歩先を行っていたことを
物語るものかもしれません。

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第3楽章の第1主題はロシア農民の舞踊曲である
トレパークに題材を得た、明るくリズミカルな音楽です。
先輩であるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の
同じく第3楽章、第1主題とリズムがよく似ているのも特徴で、
初めてヴァイオリン協奏曲を書くにあたって
先人の名曲を意識したのは間違いないと思います。

触発されたサラサーテの妙技の影響が、わかりやすく表れているのも第3楽章です。





Tchaikovsky:Violin Concerto in D Op.35, 3rd movement


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posted by アンドウトワ at 06:00 | 協奏曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする