2007年08月29日


チャイコフスキー:バレエ組曲《くるみ割り人形》 作品71a -2.「行進曲」

チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」全曲
アシュケナージ
ユニバーサル ミュージック クラシック(2007-05-16)
おすすめ度の平均: 4.5
5美しい!
4ロマンあふれる『くるみ割り人形』がおすすめ
5明るく描かれた「冬の描写」は魅力いっぱいです

♪あふれる旋律の宝庫はチャイコフスキーならでは

ビートルズのアルバムを聴くと、次から次へとキャッチーな曲が並び、
その抜かりの無さに驚きますが、ちょうど同じようなことが
言えるのがこの組曲「くるみ割り人形」です。

バレエ音楽として作曲していた頃チャイコフスキーは、
自作を指揮する演奏会を開く予定でしたが、あいにく
そのための新作が間に合わず、取り急ぎバレエ用音楽の中から
8曲を選び、演奏会用組曲の「作品71a」としたのでした。

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「行進曲」は運動会などでもおなじみの組曲の顔です。
この後「花のワルツ」まで息も付かせず親しみやすい旋律が続きます。

「白鳥の湖」や「眠れる森の美女」といったその他のバレエ音楽も素晴らしいですが、
やはりその密度の濃さでは「くるみ割り人形」が一歩越えていると言っていいでしょう。





Tchaikovsky:Ballet suite "The Nutcracker" Op. 71a, 2. March



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 06:06 | バレエ音楽 (Ballet music) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする