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2011年07月13日


シューベルト:交響曲 第4番 ハ短調 D.417 『悲劇的』 第1楽章

シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」&第5番
新品最安価格:¥ 1,000 (2店出品)
レビュー平均: 5.0点 (1人がレビュー投稿)
5.0点 シューベルトの交響曲の「響き」
発売日:2007-02-28
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:ベルリン・フィルハーモニー ベーム(カール)

♪ベートーヴェンを思わせる悲劇的な色合いを帯びた交響曲

交響曲第4番と第5番は同時期に作曲された姉妹曲のような作品です。
2曲の正確は相反するもので、短調で重い4番と長調で軽やかな5番の関係は、
ちょうどベートーヴェンの「運命」と「田園」のセットを思わせます。

この頃19歳だったシューベルトは、父親が経営する小学校の助教員でした。
作曲に専念できず、この仕事が嫌で仕方がなかったシューベルトは、
やがて友人ショーベル宅に身を寄せ、フリーの身で作曲に勤しむようになります。
2曲はこうしたシューベルトの作曲家人生の過渡期に書かれました。

『悲劇的』というタイトルはシューベルト自身が楽譜に記しています。
そしてハ短調という調性や曲調は、ベートーヴェンを意識したものと言われています。
若きシューベルトは第4番でベートーヴェンを、第5番でモーツァルトを模したのです。

第4番の第1楽章は意味ありげな序奏や、主題もすばらしい提示部が立派ですが、
それに比して展開部がものたらなく、そこが惜しいという感は否めません。
まだ19歳で音楽家として、また人としての経験の薄さが出ているのかもしれません。
もしこの楽想を持ったまま、もっと後年に作曲されていたなら、
「未完成」や「グレイト」に比肩するような交響曲になっていたかもしれません。

ところでハ短調といえば「運命」、ブラームスの第1交響曲などが想起されますが、
クラシック以外でも「水戸黄門」や「巨人の星」のテーマ曲など(どれもリズムが3連)、
人生を扱った重い作品に起用されることが多い調性のようです。

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これは「運命」のイメージが強いことによるのか、あるいはハ短調という調性が
そもそも、そうした性格を持っているためなのか、理由はわかりません。
ですがハ短調には確かに他にはない、何か特別な響きがあるような気はします。

そういえばロマン派の開祖といわれるウェーバーの歌劇『魔弾の射手』序曲なども、
重厚なハ短調でいかにもベートーヴェン的な雰囲気を感じさせます。
シューベルトが第4番のハ短調で狙ったのは、そうした趣きと見て間違いないようです。





シューベルト:交響曲 第4番 ハ短調 D.417 『悲劇的』 第1楽章
Franz Schubert:Symphony No.4 in C minor, D.417 "Tragic"
1. Adagio molto – Allegro vivace


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posted by アンドウトワ at 05:51 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする