2008年02月23日


タレガ:涙 -ラグリマ-

アルハンブラの思い出~ギター名曲集
ソル
コロムビアミュージックエンタテインメント(2003-07-23)

♪ギター愛好家にもおなじみの旋律

スペインのアンダルシア地方の民謡では、
ギターはなくてはならない主要な楽器でした。
フラメンコでもギターは踊りを盛り上げるために大活躍しています。

アントニオ・デ・トーレスというギター職人はそれを改良して、
現在のクラシック・ギターの原型を作りました。
トーレス作は少し小さいことを除いて、
ほぼ今のクラシック・ギターと同じものといえます。

タレガは優れた演奏技巧によって、クラシックの世界における
ギターの地位を確立させた重要な人物です。
ベートーヴェンやメンデルスゾーン、ショパンなどのピアノ曲を
ギター用に編曲することで、ギターとクラシックのつながりのイメージを
強めることに貢献したともいえます。

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作曲家としてのタレガはショパンを敬愛し、
その作風にも詩的な旋律と超絶的な技巧の融合という形で影響が表れています。

「涙」は「アルハンブラの思い出」などと共に愛されるタレガの代表曲のひとつです。








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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 14:07 | 器楽曲・Guitar | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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