2007年11月24日


ジョプリン:イージー・ウィナーズ

ジョプリン:ラグタイム・ピアノ
レヴァイン(ジェームズ)
BMG JAPAN(2006-05-24)
おすすめ度の平均: 5.0
5遊び心にあふれた演奏

♪軽快なピアノが楽しい代表曲のひとつ

ラグタイムの作曲家として活動を始めた初期のヒット曲です。
今でこそ“ラグタイム王”として広く知られるジョプリンですが、
当時は自作曲の版権や著作権などで収入を得てはいたものの
“世界的”というまでの存在ではありませんでした。

ジョプリンの価値が本当に認められ、
文字通りその名が世界に行き渡ったのは、やはり1973年公開の
映画「スティング」で、「イージー・ウィナーズ」(1901)、
「エンターティナー」(1902)といった彼の作品が使用され、
サントラも大ヒットしてからのことです。

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ラグタイム作曲家として次々ヒットを出しながらも、
彼は大学で音楽の勉強を続け、1911年には生涯の大作である、
歌劇「トリーモニシャ」を完成させました。
人種差別をテーマにしたこの作品は、
黒人によって書かれた史上初の本格的な歌劇ともとらえられています。








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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 22:40 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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