2007年12月04日


ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ

ショパン:ピアノソナタ第2番&第3番
アルゲリッチ(マルタ)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2006-11-08)
おすすめ度の平均: 5.0
5 アルゲリッチらしさ大全開
5 圧倒的な存在感
5 特にピアノソナタ第2番の第3楽章が強烈!
5 『ピアノ・ソナタ第3番』の演奏が素晴らしかった。

♪穏やかな序奏と勇壮なポロネーズ

ピアノ曲が作品の大半を占めるショパンにとって、
数少ないピアノと管弦楽による協奏曲です。

全体に2つの部分にわかれ、
まず管弦楽の伴奏がつく後半の「大ポロネーズ」が1831年に書かれ、
その3年後の1834年にピアノだけの演奏による
「アンダンテ・スピアナート」が序奏として書き加えられました。

流れるような左手のアルペジオに乗って、
美しい旋律が穏やかに歌う「アンダンテ・スピアナート」から一転、
「大ポロネーズ」はオーケストラを従えて
勇壮で煌びやかなピアノが活躍する力強い音楽です。

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1曲でショパンの2面性が楽しめるようなこの曲は、
オーケストラ伴奏がオブリガート的なため、
現在ではほとんどピアノ独奏のみで通して演奏されています。








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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 05:27 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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