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2009年06月26日


ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31

ショパン:バラード&スケルツォ全集
ルービンシュタイン(アルトゥール)
BMG JAPAN(2007-11-07)
おすすめ度の平均: 5.0
5名演
5真のヴィルトゥオーゾが奏でるショパン
5清々しさの中にある味わい深さ
5大人のショパン
5素晴らしい

♪出会いと別れ・・・人生の転機に作曲

ベートーヴェンが交響曲で多用した「冗談」を意味するスケルツォを、
更に発展させ深みと広がりを持たせたショパン。
全部で4曲あるショパンのスケルツォは技術的にも内容的にも、
いずれも彼を代表する重要な作品であるとされています。

特に有名な第2番は印象的な激しい短調の冒頭に続いて登場する、
変ニ長調の夢見るような流麗な旋律部分が人気です。
他にも宗教的であったり、感傷的であったり、
一転して力強く踏み出したりと、
ショパンならではの様々な顔が1曲の中に凝縮されているのも、
この曲が特に愛される理由かもしれません。

スケルツォ第1番を作曲した頃のショパンは、
祖国ポーランドを離れウィーンで活動するも未だ芽が出ず
「かつてないほど孤独を感じる。」と手紙にも記すような状態でした。

その後、第2番を作曲した1837年には肺結核を発症。
恋人マリア・ヴォンジスカとの恋の終わりやジョルジュ・サンドとの出会いなど、
この曲に大きな影響を与えたであろうできごとが重なったのもこの時期でした。

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同年には後にピアノソナタ第2番の第3楽章となる「葬送行進曲」も作曲されています。
またスケルツォ第2番冒頭の演奏にあたって
ショパンは弟子に「死者の館のように」と語ったといわれています。

このことからもショパンが肺結核という病に対して死を意識しながらも、
それと対峙していこうという強い意志も音楽の中に表していたのだと想像できます。
華やかで自信に満ちたコーダはこれらのできごとに対するショパンの答えなのかもしれません。




F.Chopin:Scherzo No.2 b-Moll Op.31

http://classical-music.aki.gs/053-Chopin-Scherzo-Op31.mp3


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posted by アンドウトワ at 10:15 | 器楽曲・ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする