2009年06月07日


ショパン:前奏曲 第7番 イ長調 Op.28-7

ショパン:24の前奏曲集
アルゲリッチ(マルタ)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2006-11-08)
おすすめ度の平均: 5.0
5プレリュードらしいプレリュードだと思います
5日本盤は幻想ポロネーズも入ってより完璧
5自由奔放に
5夜空に咲いた大輪の花のように美しく
5駆け抜けた!!

♪ありがとう、いい薬です・・・でおなじみ

この曲に関してはどうしても避けられない話題があります。
胃腸薬の太田胃散のCMです。
BGMとして長年、爽やかに流れているあのピアノ曲がそうです。

元々、演奏が1分以内で収まるような短い曲で、
CMでは流す部分をその都度変えていたりしますから、
おそらく日本人にとっては最も多く曲全体を知られている
クラシック曲ということになるかもしれません。

なぜこの曲なのか?という疑問に対しては
「イ長調と胃腸薬をかけているから」という説がありましたが、
実際はどうなのか、はっきりとはしませんでした。

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ところがつい最近の記事で、太田胃散の社員と思われる方が
この件について会長周辺に問い合わせたところ
本当らしい、というコメントをあるブログで見ました。
ですからまず間違いないでしょう。

ですがイ長調の曲なら他にもたくさんあるので、
この曲の爽やかさがあっていたとか、曲のコンパクトさが
CM向きだったなど、理由はまだあるとは思います。

前奏曲イ長調はショパンの作品としては易しい方で、
しかもマズルカ調の気品もあることから、
とにかくショパンを弾いてみたいという初心者の方にも好まれるようです。
有名な曲ですから場を和ませることにも一役買ってくれるでしょう。




F.Chopin:Prelude No.7 in A major, Op28-7

http://classical-music.aki.gs/047-Chopin-Prelude-No7.mp3



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 10:29 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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