2008年09月27日


ショパン:前奏曲 第4番 ホ短調 Op.28-4

ショパン 24の前奏曲集
コルトー(アルフレッド)
EMIミュージック・ジャパン(2001-02-21)
おすすめ度の平均: 4.5
4音楽の本質とは
5ショパン前奏曲の金字塔
5コルトーもう一つの顔。
4素晴らしい解説書

♪刻まれる和音の進行が印象的なプレリュード

「別れの曲」「革命」「子犬のワルツ」・・・
有名なショパンの表題曲はいくつもありますが、
そのどれもがショパン自身の手によるものではありません。

ショパンは作品に題名をつけることで、
楽曲のイメージが固定されることを嫌いました。
ですから今知られるタイトルのどれもが、
後年他者によって愛称的につけられたものばかりです。

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24の前奏曲には19世紀の大指揮者ビューローと、
20世紀の名ピアニスト コルトーがそれぞれに、
各曲をイメージした見出し的な表題をつけています。
第15番「雨だれ」はビューローによるものです。

第4番ホ短調にはビューローが「死・窒息」、コルトーが「墓の傍で」と名づけました。

この曲はショパンの葬儀の際、オルガンによって演奏されたと伝えられています。




F.Chopin:Prelude No.4 in E minor, Op.28-4

http://classical-music.aki.gs/046-Chopin-Prelude-No4.mp3



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 13:58 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする