ショパン:ノクターン選集
posted with あまなつ on 2008.10.19
ワイセンベルク(アレクシス)
EMIミュージック・ジャパン(2004-06-23)
EMIミュージック・ジャパン(2004-06-23)
おすすめ度の平均: 



♪静けさの中に光るショパンならではの旋律美
“ノクターン”はショパンの代名詞のようになっていますが、
元々はアイルランドの作曲家ジョン・フィールドが
生み出した形式で、ショパンの時代にも
ジョンはパリで次々と甘美なノクターンを作曲して、
もてはやされていました。
しかしワルツやポロネーズなどと同じく、
ショパンはすでにあった形式を独自の芸術として、
更に昇華させる才能に長けていました。
特に幻夢的な雰囲気もあるノクターンという形式は、
旋律の美しいショパンの作風にあっていたため、
イメージとしても重なるところが大きいのだと思います。
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第15番は密やかな中にもやはりショパンならではの
美しい旋律が印象的な曲です。
中間部では一転した激しさも顔をのぞかせます。
アニメ版「のだめカンタービレ」第8話では、
若かりし日の桃ヶ丘音大学長ミーナが、
回想シーンで流麗に演奏していましたね。

F.Chopin:Nocturn No.15 F-minor, Op.55-1
ショパン:ノクターン 第15番.mp3
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