ショパン:ノクターン(全曲)
posted with あまなつ on 2009.09.06
ポボッカ(エバ)
ポニーキャニオン(1999-07-16)
ポニーキャニオン(1999-07-16)
おすすめ度の平均: 

ベスト・ノクターン!
とても神秘的なノクターン
隠れた名盤
良い演奏ですねぇ♪ショパンのノクターンのひとつの頂点
英国の作曲家ジョン・フィールドによって創始されたノクターンは、
その歌謡性が稀代の旋律作家であるショパンと抜群に相性がよく、
ノクターンという形式に則ってショパンはいくつもの名曲を残しました。
当初のノクターンは左手が伴奏、右手が歌曲風の旋律という
単純なピアノ小品でしたが、ショパンはこれを基に
独自の激情性やより高度な音楽性を加味し、
芸術作品として申し分ないレベルにまで引き上げました。
よく知られるノクターン第2番などはその点ではまだまだ
ショパンの本領が発揮されておらず、
むしろ第8番や第13番こそが頂点であるという見方も多いようです。
テレーズ・ダボニー伯爵夫人に捧げたことから“貴婦人の夜想曲”
と呼ばれる第8番には、メンデルスゾーンがこの曲を聴いた感激のあまり、
家族に手紙でそれを伝えたという逸話も残されています。
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現在では創始者のフィールドはほとんど顧みられず、
ノクターンといえばショパンということになっていますが、
当のショパンは作曲家として、またピアニストとして
フィールドのことをとても敬愛していました。
ショパンがノクターンを出版し「フィールドを越えた」と評価された時にも
「フィールドと並び賞されて、僕はうれしさで走り回りたい気分です」
とそのよろこびを手紙に記しています。
このことからもショパンがいかに、ピアノにおける歌心、
歌謡性を重視していたかが窺われます。




