シューベルト:4つの即興曲posted with あまなつ on 2010.02.15ルプー(ラドゥ)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2006-04-12)おすすめ度の平均:弱音のコントロールが実に見事
弾き込まれたシューベルト
♪シューベルトの才能が自由に開花した即興曲集
旋律創作の才能の非凡さから歌曲王と称されるシューベルト。
一方でシューマンが「ベートーヴェンをも凌ぐ」と評したほどに、
ピアノ曲のジャンルでも高く評価されています。
わけてもピアノソナタのように構成や形式のしっかりしたものよりも、
即興曲や楽興の時といった自由な小品で持ち味を発揮しました。
4曲ずつの2組からなる即興曲集はシューベルト最晩年の作品です。
そして歌心に満ちた最もシューベルトらしい作品としても愛されています。
またメンデルスゾーン、ショパン、ドビュッシーといった
ロマン派以降のピアノ音楽の興隆の先がけになったともいわれています。
シューベルト以前はモーツァルト、ベートーヴェンなどのピアノソナタが、
ピアノ音楽の王道として君臨していたのです。
シューベルトがイメージの趣くままに紡いだ自由なピアノ小品の数々は、
その後に続く多くの作曲家たちのインスピレーションの源にもなっていきました。
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正式にピアノを学んだこともなく、またピアノ演奏の名手でもなかった彼が、
即興曲を始めピアノソナタなど100曲以上にもなるピアノ曲を残せたのは、
彼が楽器としてのピアノの機能を十二分に理解していたためといわれています。
F.Schubert:Impromptus in A-flat major, Op142-2
http://classical-music.aki.gs/026-Schubert-IMPROMPTUS-Op142-2.mp3





