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2011年06月17日


雅楽:平調 越天楽

雅楽「越天楽」三調
新品最安価格:16%OFF ¥ 1,584 (6店出品)
レビュー平均: 4.0点 (1人がレビュー投稿)
4.0点 コンセプトが素晴らしい
発売日:2006-10-18
メーカー:コロムビアミュージックエンタテインメント
アーティスト:雅楽 宮内庁式部職楽部
時間:44(分)

♪日本の伝統文化“雅楽”の中でも特に知られる管絃

神社や結婚式で定番のように流れてくる、神妙で不可思議な気配の響き…。
龍笛は空を舞い立ち昇る龍を、篳篥は地にこだまする人の声を。
そして鳳笙は天から差し込む光を表現しているといいます。
日本の伝統文化“雅楽”の中でも、特によく知られている『越天楽-Etenraku』です。

日本には上代から、国風(くにぶり)の歌舞といわれる、音楽や舞が存在しました。
そして5世紀以降には仏教文化の渡来と前後して、中国や朝鮮半島から
アジア大陸諸国の音楽や舞が日本に伝わってきました。
それらは中国系の唐楽と朝鮮系の高麗楽に分けられます。

さらに平安時代には催馬楽(さいばら)と朗詠という歌物が新たに作られました。
雅楽はこうした日本の古楽、外来音楽と歌物の総称ですが、
現在では雅楽と言えば外来の音楽と舞(管絃・舞楽)のみを指すことが多くなっています。
そして『越天楽』はそうした管絃の代表的な作品と言うことができます。

オリジナルは古代中国の漢王朝、5代皇帝である文帝(ぶんてい)の作、
または、劉邦の軍師、張良(ちょうりょう)の作というふたつの説が有名ですが、
一方では日本で作られたという説もあり、真相は定かではありません。

また、平調(ひょうじょう)のものが有名ですが、古くは盤渉(ばんしき)調で奏され、
その他、黄鐘(おうしき)調による演奏もあります。
ここでいう“調”とは西洋の調性とは違って、旋律法を示しています。
例えば平調の場合は、E(ホ)から始まる音階のことを意味します。

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雅楽には元来、西洋音楽のような理論や楽譜などがなく、
全体の雰囲気が主に口伝えで受け継がれてきました。
(一応の目安となる簡単な譜面はあります)
小節の区切りもないため、縦の線がズレたり、基本的に同じ旋律を奏でるはずの、
龍笛と篳篥すら違う旋律を奏でたり、微妙にタイミングが違ったりもします。
しかしそれらを含めてすべてよしとするのが、雅楽の魅力にもなっているのです。

『越天楽』は歌詞をつけた『越天楽今様』としても親しまれています。
その最も有名な例が、これも結婚式などで演奏されることが多い『黒田節』です。
また近衛秀麿による管弦楽編曲版は、指揮者・ストコフスキーが好んで取り上げていました。





雅楽:平調 越天楽
Japanese Gagaku:Etenraku



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posted by アンドウトワ at 17:45 | 国歌・賛美歌・民謡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする