♪愛され続ける子守歌の名作
シューベルト、ブラームス、モーツァルト(フリース)…
クラシックの世界には数多くの子守歌の名曲が存在しています。
どれも流麗で美しく、子供への愛情が感じられる旋律が特徴です。
中でも一際抒情的な旋律で愛されているのがこの作品。
ゴダール作曲の歌劇「ジョスラン」の第二幕で歌われる子守歌です。
主人公のジョスラン(テノール)が鷲たちの住む洞窟の外で、
我が子に聖母マリアのご加護があることを願い切々と歌い上げます。
オペラのアリアですから劇的で哀切もあり、歌以外の編曲でも大変親しまれています。
作曲のバンジャマン・ゴダールは19世紀後半のフランスの作曲家です。
46年という短い生涯の間に室内楽曲、オペラ、歌曲等、多くの作品を書きました。
オペラ作曲家としての成功を望んでいた彼にとって「ジョスラン」は、
ブリュッセルで上演後パリでも上演されるという、うれしいヒット作となりました。
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しかし現在ゴダールが残した大半の作品は忘れ去られ、
唯一残る「ジョスランの子守歌」も元の歌劇が上演されることは殆どありません。
ゴダールの名は大衆的なサロン小品の作曲家として、記憶されるにとどまっています。
それでも「ジョスランの子守歌」という名作と共に、
彼はいつまでも愛され続けるでしょう。
Benjamin (Louis Paul) Godard:Lullaby of Jocelyn
ゴダール:ジョスランの子守歌.mp3




