=テレビ・映画&CM etc. … 最近話題のクラシック=

2007年06月21日


クープラン:クラヴサン組曲 第2巻 《アルマンド》 ニ短調

恋の夜鳴きうぐいす~クープラン:クラヴサン名曲集
ボーモン(オリヴィエ)
ワーナーミュージック・ジャパン(2004-01-21)
おすすめ度の平均: 5.0
5ねんね、別名ゆりかごの愛が聴きたくて・・・
5クラヴサン作品全集には手が出なくても

♪大クープランと呼ばれるチェンバロ音楽の父

フランソワ・クープランは鍵盤音楽の基礎を築いた、
フランス・バロック音楽を代表する作曲家です。
クープラン一族は他にも多くの音楽家を輩出しているため、
区別する意味でフランソワは“大クープラン”とも呼ばれています。
同じく音楽家一族に生まれたJ.S.バッハが
“大バッハ”と呼ばれるのと同じですね。

彼はベルサイユの音楽家として
室内楽や宗教曲なども残していますが、
何と言っても代表作は全4巻230曲以上からなる「クラヴサン曲集」で、
著書「クラブサン奏法」とあわせて
フランス・バロック鍵盤音楽の集大成といわれています。

スポンサードリンク


クラヴサンとは英語で言うハープシコードのフランス語意で、
イタリア語ではチェンバロになります。

バロック時代はまだピアノ登場以前で、
鍵盤楽器と言えばチェンバロかオルガンでした。
ピアノのように弦を叩くのではなく、
弾(はじ)いて音を出すチェンバロは強弱などの抑揚を持ちませんが、
それがチェンバロならではの、
またバロック独特の雰囲気を醸し出しています。





François Couperin:Allemande en re mineur
クープラン:クラヴサン組曲.mp3



ブログパーツ
posted by アンドウトワ at 09:33 | 器楽曲 (Instrumental) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする