2006年12月24日


ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(2台ピアノ版)

ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー/パリのアメリカ人 他
ガーシュウィン(ジョージ)
ソニーレコード(1996-10-21)
おすすめ度の平均: 4.0
3鬼速!
5ガーシュウィンplaysガーシュウィン
4価値ある試み
4やっとこのCDに〜出合った〜。

♪オーケストラ版とは違った趣きの2台ピアノによる演奏で

アメリカを代表する作曲家のひとり、ガーシュウィン作曲の「ラプソディ・イン・ブルー」は、
当初、ピアノとジャズバンドが共演する楽曲を想定されていました。
それはある意味、ジャズ風のピアノ協奏曲と言えるかもしれません。

ですから個々のフレーズにもジャズ的なムードが大いに漂っています。
そもそもが、アメリカのポピュラー音楽界で、ジャズやポップスを書いていたガーシュウィンが、
一念発起し、より純音楽に近づこうと試みたのが「ラプソディ・イン・ブルー」なのです。

そのため、当時のガーシュウィンはまだ管弦楽法にも通じておらず、
最終的なオーケストレーションは「大峡谷」で知られるグローフェに任せています。
今日、私たちが耳にするオーケストラ版はグローフェによる編曲です。

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「ラプソディ・イン・ブルー」はスケッチの段階で、一台をソロピアノに、
もう一台を管弦楽に見立てた2台ピアノ版として書かれました。
これが後に、グローフェによりオーケストレーションが施されました。

今回はこの2台ピアノ版の演奏でお届けします。




ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(2台ピアノ版)
George Gershwin: Rhapsody in Blue (for 2Piano)

http://classical-music.sakura.ne.jp/Rhapsodyinblue-2Piano.mp3



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 00:33 | 器楽曲 (Instrumental) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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