2008年07月04日


ウェーバー:舞踏への勧誘 変ニ長調 Op.65

舞踏への勧誘〜クナッパーツブッシュ名演集
クナッパーツブッシュ(ハンス)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック (2001-04-25)
おすすめ度の平均: 5.0
5 聴く人を陽気にさせる一枚
5 ワン&オンリーの巨匠の芸が全開!
5 巨人の舞踏

♪愛する妻に贈った華やかなピアノ小品

「お嬢さん、よろしければ私と一緒に踊りませんか?」
左手が奏でる低音のフレーズは舞踏へと誘う男性の声。

「まあ、どうしましょう・・・。」
それに応えるように右手が奏でる高音のフレーズは女性の声。

しばらくのやりとりが続いた後、やがて華やかなダンスが始まります。

ドイツロマン派の開祖と呼ばれるカール・マリア・フォン・ウェーバーの
有名なピアノ曲「舞踏への勧誘」です。

スポンサードリンク


ウェーバーはこの作品を、2年前に結婚した愛妻カロリーネに贈っています。
曲が完成するとすぐにウェーバーは妻を呼び、
自分でピアノを弾きながら曲の展開を説明して聴かせました。

物語性を持った表題音楽の先駆けともいえるこの曲は、
後のロマン派の作曲家たちにも大きな影響を与えています。

そんな作曲家のひとりであるベルリオーズによる管弦楽版も、
オリジナルのピアノ版と並んで広く親しまれています。





Carl Maria von Weber:Aufforderung zum Tanz Op.65
ウェーバー:舞踏への勧誘.mp3



ブログパーツ
posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 05:29 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする