2007年10月16日


ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》から 「冬」 第2楽章 Op.8-4

ヴィヴァルディ:VN協奏曲集
カルミニョーラ(ジュリアーノ)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(2004-11-17)
おすすめ度の平均: 5.0
5生きのいいダイナミックな演奏。わくわくしました
3落ち着きのない四季でした
5芸術とはなんと魅力的なのでしょう。
5失礼ですが、どなたの演奏ですか
5まさに天才の演奏だ

♪バロック時代を代表する名旋律

バロック時代の名曲といえばまず思い浮かぶのが、
J.S.バッハの「G線上のアリア」、パッヘルベルの「カノン」、
アルビノーニの「アダージョ」などですが、
それらと並んで5本の指に入れてもおかしくないような、
名旋律をもっているのがこの曲です。

「四季」はあまりにも有名ですが簡単にご紹介すると、
ヴィヴァルディが57歳のころ、旅行先のアムステルダムで出版した
「和声と創意の試み」という、12曲からなる
合奏協奏曲集の中から、最初の4曲につけた題名です。

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よく耳にするあの旋律はトップを飾る「春」の第1楽章。
そこから「夏」「秋」とたどって最後の「冬」の
ラストから2つめ、第2楽章として登場するのがこの曲です。
歌詞をつけて歌としてうたわれたりするほどの曲ですから、
きっとどこかで聴かれていることでしょう。

「四季」は全楽章にそれぞれの内容を表す、
ソネットという短い詩がつけられています。
「冬」の第2楽章は以下の通りです。

“(凍りつくような冷たい冬)しかし、
家の中の暖炉はあたたかく、とても満ち足りた気分である。
一歩、外へ出れば冷たい雨が降っている。”






Vivaldi:The Four Seasons Concerto
"Winter" 2nd movement Op.8-4
ヴィヴァルディ:四季 冬 第2楽章.mp3



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 17:37 | 協奏曲 (Concerto) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする