2007年11月22日


アンゲラー (L.モーツァルト):おもちゃの交響曲 第1楽章

おもちゃの交響曲/キッズ・クラシック
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
マーキュリー・ミュージックエンタテインメント(1997-10-08)
おすすめ度の平均: 4.0
4演奏も充実しています

♪子供にも人気の楽しいシンフォニー

この曲は50年以上もの長い間、モーツァルトの父親である
レオポルドの作品であるといわれてきました。
1951年に発見されたレオポルドの作品「カッサシオン」の一部が
「おもちゃの交響曲」と同じだったからです。

ところがつい最近の1992年に、
オーストリアのチロル地方シュタムス修道院で、
この曲の写譜本が発見されたことにより事態は一変します。
作曲者の名前はエトムント・アンゲラー。
チロル出身の作曲家、神父です。

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「おもちゃの交響曲」とアンゲラーにまつわる様々な事がらを照らし合わせると、
どうやらこのシンフォニーはアンゲラーの作品と見て間違いないようです。
しかしこれもあくまで最も信憑性が高いということであって、
今でもレオポルドの作として扱われることが多いのも事実です。

作者のことはさておき、実際に子供が遊ぶおもちゃを楽器として取り入れたこの曲は、
親しみやすい旋律も相まって世界中で愛され続けています。





Edmund Angerer(L.Mozart):Toy Symphony 1st movement
アンゲラー:おもちゃの交響曲.mp3



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 18:09 | 交響曲 (Symphony) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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