![]() | 新品最安価格:16%OFF ¥ 840 (6店出品) レビュー平均:
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発売日:2001-04-25 メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック アーティスト:バックハウス(ヴィルヘルム) | |||
♪ヴァルトシュタイン伯に献呈された中期の傑作ソナタ
ヴァルトシュタイン伯爵はパトロンとしてベートーヴェンを支えた特に重要な人物です。
その交流の始まりはボン時代に遡り、貧乏な家庭に育ったベートーヴェンに、
貴族的な上品さを教え、ウィーンの社交界デビューへ導いたのは伯爵の力です。
「不断の努力をもってモーツァルトの精神をハイドンの手から受け取りたまえ」
ベートーヴェンがウィーンへ発つ際、ヴァルトシュタイン伯は記念帳にそう記しました。
伯爵はボン時代にはシュタイン製のピアノを、そしてウィーン時代の1803年には、
エラール製の新しいピアノをベートーヴェンに贈っています。
フランス産でタッチの軽い、エラール製を想定して書かれたのがソナタ第21番です。
タッチが重く深くなった現代のピアノでは、第3楽章が難関とされています。
特にコーダのオクターブグリッサンドは技術的にも高度なものが必要とされ、
これを避けて他の奏法を代替として用いるピアニストもいます。
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ベートーヴェンはこのソナタを恩人である伯爵に捧げました。
このことから第21番は「ヴァルトシュタイン」の名で呼ばれるようになりました。
他にも伯爵に献呈された曲は数多く存在しますが、この作品のみが
「ヴァルトシュタイン」と呼ばれる事実が、第21番の質の高さを物語っています。
第2楽章は演奏時間として3分程度の、小休止的な音楽ですが、
元来は両端楽章に劣らぬ長大なものでした。
しかしこれは長過ぎるとの理由から外され、
「アンダンテ・ファヴォリ WoO57」という独立した作品として出版されました。
「ヴァルトシュタイン」は「熱情」「悲愴」と並ぶ、中期ソナタの傑作とされています。
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第21番 ハ長調 Op.53 「ヴァルトシュタイン」 第1楽章
L.V.Beethoven:Piano Sonata No.21 in C major, Op.53 "Waldstein"
1. Allegro con brio




