Merry Christmas and Pray for Peace / Tchaikovsky's "The Nutcrucker" - Misato Nagai Presents

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ベートーヴェン:ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」 - 永井美里 [Teaser2]

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CMSL SYMPHONIC ORCHESTRA PROMOTION VIDEO Part3 / ピアニスト 永井美里


Beethoven Symphony No.9 in D minor, Op.125 - CMSL Symphonic Orchestra / Towa Ando [Teaser2]

Beethoven Symphony No.9 in D minor, Op.125 - CMSL Symphonic Orchestra / Towa Ando [Teaser1]

Pray for Peace - Towa Ando conducts Beethoven's last symphony

2011年05月11日


サティ:グノシエンヌ 第1番

3つのジムノペディ~サティ・ピアノ作品集
定価:¥ 1,800
レビュー平均: 4.4点 (9人がレビュー投稿)
5.0点 音楽のアールデコ
5.0点 ロジェの演奏が抜群
5.0点 それぞれの曲が、一篇の詩のようでした。
発売日:2003-06-25
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:ロジェ(パスカル)

♪独自の音楽語法で現代音楽を先取りするサティの代表作

19世紀末、モンマルトルの文学酒場「黒猫」のピアニストをしていたサティは、
ジョセファン・ペラダンという神秘小説家と出会い、彼が主宰する秘密結社
「聖堂と聖杯のカトリック・薔薇十字教団」の公認の作曲家・聖歌隊長となりました。
秘密結社といえばフリーメイソンのような団体が想起されますが、
薔薇十字教団はそれよりも宗教色が強いのが特徴です。
サティはこの教団のために3つの作品を書いています。

「グノシエンヌ」は「知る」というギリシア語をもとにしたサティの造語ですが、
神秘教会グノーシス派がその語源になっているとも言われています。
薔薇十字教団は錬金術やカバラを扱う秘教的な団体でした。

そして、サティと教団が関わったのは1890年から2年ほどのこと。
「グノシエンヌ 第1番」の作曲は、ペラダンと出会った1890年なので、
タイトルに教団の影響があることは想像に難くありません。

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全6曲からなる「グノシエンヌ」は、1889年のパリ万国博覧会で知った、
民族舞踊合唱団によるルーマニア音楽の影響が強いとされています。

透明感ある「ジムノペディ」に比べると、東洋的で奇妙な印象も強く、
「思考の端末で」「うぬぼれずに」「頭を開いて」といった演奏者への指示、
拍子記号や小節線もない、自由な発想の譜面など、
現代音楽を先取りするサティの音楽世界の原点とも言える作品です。





サティ:グノシエンヌ 第1番
Erik Alfred Leslie Satie:Gnossiennes No.1



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 15:36 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする