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2011年02月21日


アルフレット・シュニトケ:映画『ロマノフ王朝の最期』から 「タンゴ」

シュニトケ:映画音楽集(タンゴ収録)
定価:¥ 1,500
新品最安価格:27%OFF ¥ 1,094 (3店出品)
発売日:2002-02-12
メーカー:Cpo Records
クリエーター:シュトローベル(指揮) ベルリン放送交響楽団

♪現代のバッハとも称される旧ソ連の作曲家シュニトケ

アルフレット・シュニトケは旧ソ連のドイツ・ユダヤ系作曲家です。
ユダヤ系ドイツ人の父とヴォルガ・ドイツ人の母のもとに生まれ、
少年時代からドイツ語を使う家庭環境に育ちました。
父親の赴任先であるウィーンで最初の音楽教育を受け、
帰国後はモスクワ音楽院に学び、卒業後も10年間講師を務めました。

シュニトケの音楽は“多様式主義”と表現されます。
バロック時代の合奏協奏曲から、現代のテープを使った作品まで様式は幅広く、
それらが一体となってシュニトケ独自の音楽を作り上げています。

当初は時代の流れである前衛の洗礼を受け、いわゆる現代音楽的な作風でしたが、
病に倒れた壮年から晩年にかけては、次第に絶対音楽的な色合いが濃くなり、
調性を取り戻し、古典的な作曲様式へと向かっていきました。
最晩年には交響曲の作曲に力を入れ、左手のみで書いた第9番が絶筆となりました。


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シュニトケは生活のためもあって、1960年代後半から1980年代にかけて、
実にたくさんの映画音楽のための作品を手がけました。
フィギュア・スケートの浅田真央選手が使用したことで、一躍有名になった「タンゴ」は、
1981年公開のソ連映画「AGONY(苦悶)」のために作曲されました。
この映画は日本では「ロマノフ王朝の最期」という邦題で公開されています。

「タンゴ」が最初に登場したのは、歌劇「愚か者の生活 (Life with an Idiot)」で、
映画「AGONY」のものは、この歌劇からの転用ということになります。
シュニトケ自身がこの曲を気に入っていたようで、他にもいくつかの転用があります。

わかりやすい旋律で調性もはっきりした、オーソドックスなタンゴ・スタイルの作品。
「私の生涯の目標は、芸術音楽と軽音楽の統一なのです。」
かつてそう語ったシュニトケの、音楽に対する考えの一端が表れているかのようです。


アルフレット・シュニトケ:映画『ロマノフ王朝の最期』から 「タンゴ」
Alfred Garyevich Schnittke:Tango from "AGONY"


*楽曲の著作権が継続中のため音源はストリーミング再生のみです



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posted by アンドウトワ at 19:37 | 映画音楽・洋楽・J-POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする