2007年10月31日


サン=サーンス:歌劇 《サムソンとデリラ》 Op.47から 「バッカナール」

サン=サーンス:交響曲第3番
バレンボイム(ダニエル)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2006-11-08)

♪エキゾチックな旋律が魅力の人気曲

サン=サーンスは生涯に数多くの歌劇を書いていますが、
その中でも「サムソンとデリラ」は現在でも上演されることの多い、
彼を代表するオペラのひとつです。

紀元前のパレスチナを舞台にイスラエルの英雄サムソンと
異教の姫デリラが繰り広げる愛憎劇は、
旧約聖書の中でも特に有名な物語です。
これに題材を得たサン=サーンスは
1869年に作曲を始め、72年に完成させました。
初演は77年のヴァイマールで、フランスでの初演は1890年のことになります。

スポンサードリンク


「バッカナール」は歌劇の第3幕で登場する、
作品中でも特に人気の高い楽曲です。
オリエンタルでエキゾチックな旋律が大きな特徴で、
これを中心にたたみ掛けるように音楽が進行していきます。
とても親しみやすく元気の出る曲です。

「バッカナール」は女子フィギュアスケート安藤美姫選手の、
今シーズンのショートプログラム曲にもなっています。





Saint-saens, Camille - Samson Et Dalila "Bacchanale" (act 3)



ブログパーツ
posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 16:41 | 歌劇 (Opera) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする