2007年07月03日


サラサーテ:《ツィゴイネルワイゼン》 作品20

ツィゴイネルワイゼン(ヴァイオリン名曲集)
キョン=ファ(チョン)
TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)(2007-06-20)
おすすめ度の平均: 5.0
5サントリーホールでの一夜の感じ?

♪サラサーテの代表作はヴァイオリン曲の代名詞

印象的な冒頭のフレーズを含め、ヴァイオリンの名曲として、
まず知らない人はいないぐらいに有名な曲です。
音楽の教科書を始め、様々な機会に
見たり聴いたりしてらっしゃると思います。

「ツィゴイネルワイゼン」とは「ジプシーの歌」
という意味のドイツ語ですが、その名の通り民族的で、
華麗なテクニックが楽しめる作品です。

スポンサードリンク


協奏曲のように3部からなり、特に最後の第3部は
両手でのピチカートも登場するなど、
華やかでヴァイオリニストの最高の腕の見せ所です。

サラサーテは自らがヴァイオリンの名手で、
彼に触発されて作品を書いた作曲家は
ブラームスやラロ、ブルッフなど多く存在します。
一緒に演奏旅行に出たサン=サーンスも、
ヴァイオリン名曲として知られる「序奏とロンド・カプリチオーソ」や
「バイオリン協奏曲第3番」をサラサーテに捧げました。





Pablo de Sarasate:"Zigeunerweisen" Op.20



ブログパーツ
posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 08:13 | 器楽曲 (Instrumental) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする