2009年01月08日


ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《美しく青きドナウ》 Op.314

美しく青きドナウ/ウィンナ・ワルツ名曲集
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック(2005-06-22)
おすすめ度の平均: 5.0
5ウィンナ・ワルツの決定盤!!
5聴いて酔え!踊って酔え!

♪オーストリアの第二の国歌と呼ばれるワルツの代名詞

1866年、オーストリアとプロセインの間に起きた戦争は、
わずか七週間という短期間でプロセイン勝利に終わりました。

戦いに敗れた痛手からウィーンの街は失意に包まれていました。
傷ついた兵士たちと、夫や子供を失った夫人たちの悲しみは、
かつての華やかな雰囲気を完全に街から消し去っていました。

当時、ウィーン男声合唱団の指揮者だったヨハン・ヘルベックは、
そんなウィーンを歌でもう一度活気づけたいと考えました。
そこで当代一の作曲家であったヨハン・シュトラウス2世に、
そのための合唱曲の作曲を依頼したのです。

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ドナウはウィーン子たちにとって母のような心の拠り所となる川。
シュトラウスはそのドナウ川を賛美する一篇の詩に、
ウィーン復興への思いを込めて旋律を重ねました。

ある夜会でシュトラウス夫妻に招かれたブラームスは、
夫人から差し出された扇子に「美しく青きドナウ」の音符を書き
「残念ながら、ヨハネス・ブラームスの作にあらず」とつけ加えたということです。


ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《美しく青きドナウ》 Op.314
Johann Strauss 2:The Blue Danube Op.314

https://classical-sound.up.seesaa.net/Johann-Strauss-2-The-Blue-Danube.mp3



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 06:22 | 管弦楽曲 (Orchestral) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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