2010年12月19日


J.S.バッハ:メヌエット ト長調 BWV.Anh.114、ト短調 BWV.Anh.115

バッハのメヌエット/バロック・チェンバロ・リサイタル
定価:¥ 1,500
新品最安価格:¥ 8,980 (1店出品)
中古最安価格:¥ 2,980 (3店出品)
発売日:2007-06-13
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:レオンハルト(グスタフ)

♪当時流行の鍵盤楽器スピネットの練習用に作曲された

「バッハのメヌエット」として有名なこの曲は、彼の二番目の妻である、
アンナ・マグダレーナ・バッハに捧げられた音楽帳に収録された作品です。
この音楽帳は妻がスピネットの練習するために作られたといわれています。

スピネットは16〜18世紀の西欧を中心に流行した家庭用の小型鍵盤楽器で、
多角形のハープシコードを小型にしたような外観をもっています。

比較的軽量で安価なスピネットは貴族のほか、一般市民も所有していたといいます。
また、ハープシコードなど鍵盤奏者の自宅練習用楽器の役割も果たしていました。

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原本は2巻からなる「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」には、
フランス組曲やパルティータのほか、息子やクープランの作品も入っています。
そして長調短調の2つのト調のメヌエット(BWV Anh.114, 115)は、
近年の研究によりクリスティアン・ペツォールトの作であると修正されています。

ト長調とト短調は2曲一組として続けて演奏されることも多く、
短調を挟んで長調を2回演奏するように作曲されたとの説もあります。

ト長調はサラ・ヴォーンのヒット曲「ラヴァ―ス・コンチェルト」としても知られ、
その他、テレビCMや電話の保留音など、至る所で耳にする機会の多い曲です。





J.S.バッハ:メヌエット ト長調 BWV.Anh.114、ト短調 BWV.Anh.115
J.S.Bach:Menuet in G major, BWV.Anh.114, in G minor, BWV.Anh.115



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posted by CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー at 14:03 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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