♪ワーグナーが「舞踏の神格化」と評した荘厳な楽章
通常、このような短調のゆったりしたテンポの曲調では、ある程度は湿っぽくなりがちですが、
ベートーヴェンの場合、短調が厳格さや気品につながるから不思議です。
交響曲第7番は全体に溌剌とした勢いのある楽章が多いため、
イ短調の第2楽章はまったく違う表情で、第7番に深い趣きをもたらしています。
一方で、長調に転じた明るく牧歌的な主題も、この楽章の側面のひとつです。
短調の主題と長調の主題が交互に入れ替わりながら、10分近い第2楽章は進行していきます。
第7交響曲は1813年12月8日、ベートーヴェン自身の指揮により初演されました。
*演奏と音響を改めた新録音です。演奏内容は全面的に変更しました。
*前半の弦のボリュームを全体に控えました(公開後に修正)
Beethoven: Symphony No. 7 in A Major, Op. 92 (Bayerische Staatsoper Live)
posted with amazlet at 19.10.25
Orfeo (2016-01-01)
売り上げランキング: 21,346
売り上げランキング: 21,346
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op92 第2楽章 [2019][AR]
Ludwig Van Beethoven:Symphony No.7 in A major, Op.92:II. Allegretto [9:05]
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
Beethoven-Symphony-No7-2nd-2019-AR2.mp3