「田園交響曲」は1808年、ベートーヴェンが38歳の時に作曲されました。
この年の夏にハイリゲンシュタットのグリンチング街に部屋を借りたベートーヴェンは、
耳疾の療養も兼ねたこの地での暮らしの中で、田園の自然に生きる喜びと共に、
内から湧き出る楽想にペンを走らせたのでした。
第3楽章では田園で暮らしを営む農夫たちの、楽しい祭りの集いが描かれています。
大地と共に生きる農夫たちは幸せそうに手を取り踊っています。
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しかし、突然あたりの雲行きが怪しくなり、瞬く間に暗雲が垂れ込めて来ると、
さっきまでののどかな空が嘘のように、嵐と雷鳴が農夫たちを襲って来ます。
急いで物陰に逃げ込む農夫たち。嵐は止んだかと思えばまた激しさを増し、
しばらくは一歩も身動きがとれないほどの状態です。
ひとしきり続いた雷雨は次第に激しさを弱め、暗雲にも少しずつ切れ間が見え始めました。
ベートーヴェン:交響曲第6番
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ベートーヴェン:交響曲 第6番 へ長調 Op.68 「田園」 第3楽章-第4楽章 [2017]
L.V.Beethoven:Symphony No.6 in F major, Op.68 "PASTORAL"
3. Allegro - 4. Allegro [7:26]
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http://classical.seesaa.net/Beethoven-Symphony-No6-3rd+4th-2017.mp3