価格:レヴァイン(ジェイムズ)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2011-05-10)
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♪有名な第4主題は歌などにアレンジされ特に親しまれる
ホルストの代表作である組曲「惑星」の中でも人気なのは「火星」と「木星」で、
この2曲は独立して演奏されることも多い楽曲です。
そして特に「木星」の有名な第4主題(3:16)は、歌詞をつけて歌われるなど、
様々にアレンジして親しまれ、これらは総じて「サクステッド」と呼ばれています。
「サクステッド」とはホルストが1917年から1925年まで暮らした街の名です。
「木星」の第4主題が一人歩きを始めた最初は、作者自身によって管弦楽付きコラールに
改作編曲された『我は汝に誓う、我が祖国よ(“I vow to thee, my country”)』で、
現在では英国の愛国的な賛歌として、セレモニーなどで広く歌われています。
この歌は1918年に英国の外交官スプリング・ライスの依頼により、ホルスト本人によって、
歌詞に合うように改作されたもので、歌詞が第一次世界大戦のさなかに作られました。
作品の発表も1926年の第一次世界大戦休戦協定記念式典であったために、
11月11日のリメンブランス・デーに歌唱されることが多くなっています。
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友人の作曲家ヴォーン・ウィリアムズは、自身も監修に加わった讃美歌集に
『我は汝に誓う、我が祖国よ』を収める際に「サクステッド」と命名しました。
これにより「木星」の第4主題は「サクステッド」と呼ばれるようになりました。
その後、この旋律は数限りないほどの形にアレンジされ、
クラシック音楽を超えた名旋律として、多くの人々に親しまれることとなりました。
日本では本田美奈子.や平原綾香といった歌手のカバーで知られるほか、
世界的な歌手サラ・ブライトマンによるカバーも浸透しています。
最近ではフィギュアスケートの浅田真央選手が、
自らのパフォーマンスのテーマ曲として「ジュピター」を使用していました。
* 10年前の録音ではPCのスペック上、大編成の音を鳴らすのに精いっぱいで、
細部の微妙なニュアンスに神経が行きわたりませんでした。
今回はそれを改め、全トラック(約50)を洗い直しました。
ホルスト:組曲《惑星》 Op.32 から 第4曲「木星」 [新録音2016]
Gustav Holst:The Planets Op.32 1. Jupiter [8:26]
http://classical.seesaa.net/Holst-The-Planets-Jupiter-2016.mp3
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ホルスト:組曲《惑星》 Op.32 から 第4曲「木星」 [第4主題]
Gustav Holst:The Planets Op.32 1. Jupiter [Thaxted] [1:56]
http://classical.seesaa.net/Holst-The-Planets-Jupiter-Thaxted.mp3
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