ドビュッシー:交響詩「海」、牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、ダフニスとクロエposted with あまなつ on 2015.08.08価格:カラヤン(ヘルベルト・フォン)
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♪ルーヴル美術館で見たヴェラスケスの絵画に触発されて...
数多いラヴェルの作品の中でも特に愛されるこの曲。
オリジナルは彼がまだパリ音楽院に在学中の24歳の時に書かれたピアノ曲です。
それを後にラヴェル自身が管弦楽用に編曲しました。
ルーヴル美術館にあるスペインの宮廷画家ヴェラスケスの描いた、
若い王女の肖像にインスパイアされて作曲されたといわれますが、
ラヴェル自身はそうしたことよりも、この曲のタイトル、
「Pavane pour une Infante defunte」
が持つ言葉の響きや印象を重視していたようです。
また“亡き王女”というより、王女が子供時代に
宮廷で流れていた音楽をイメージしていたようです。
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この曲は発表されるやいなや、パリのサロン界で大流行になりました。
現代でも、ラヴェルを代表する作品のひとつとして、
ピアノ版、オーケストラ版共に愛されています。
ラヴェルは晩年、交通事故で記憶喪失になり、街中でこの曲を耳にした際、
「なんていい曲だ。一体誰が作曲したのだろう...」
とつぶやいたといわれています。
*今回は新掲載にあたって、演奏内容、音響、録音などすべてを改めました。
2015.8.8
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ [2015] [6:46]
M.Ravel:Pavane pour une Infante defunte
http://classical-sound.up/Ravel-Pavane-pour-une-infante-defunte-2015.mp3