スポンサードリンク




2010年12月30日


シューマン:《子供のためのアルバム》から 「楽しき農夫」 Op.68-10

新ピアノ名曲集5 ロマン期名曲集 上
定価:¥ 3,975
新品最安価格:14%OFF ¥ 3,407 (3店出品)
発売日:1993-09-22
メーカー:ビクターエンタテインメント
アーティスト:木幡律子

♪長女マリーの誕生日の贈り物から生まれた小曲集

長女マリーの誕生日の贈り物として、シューマンはピアノ小品を7曲書きました。
作品は次々と書き加えられ、それらは「クリスマスアルバム」と名付けられました。
これが後に「子供のためのアルバム」として愛奏される小曲集の原型です。

43曲からなる作品のほとんどは3分にも満たないシンプルなもので、
子供の教育用作品集として現代でも広く用いられています。
第1部「小さい子供のために」と第2部「大きな子供のために」で演奏時間は約80分。

スポンサードリンク


第10曲の「楽しき農夫」の原題は「仕事を終えて帰る楽しげな農夫」です。
1日の作業が終わり帰路につく、上機嫌な農夫の姿が描かれています。
きっとこれから家族の待つ家に帰るか、居酒屋で楽しく飲むのかもしれません。

ところでこの曲は日本のあるアニメ映画のテーマ曲に似ているといわれています。
そちらも子供向けの作品で、大人も童心に帰れるような内容です。
もちろん作曲されたのはシューマンの方が百年以上も前のことですが、
子供向けということで無意識に似てしまったのかもしれませんね。





シューマン:《子供のためのアルバム》から 「楽しき農夫」 Op.68-10
R.Schumann:Frohlicher Landmann from "Album für die Jugend" Op.68-10



ブログパーツ
posted by アンドウトワ at 15:13 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月26日


アーサー・プライヤー:口笛吹きと犬

あの頃のクラシック1 家路~トランペット吹きの休日/オーケストラへの誘い
定価:¥ 2,000
新品最安価格:5%OFF ¥ 1,896 (2店出品)
発売日:2007-03-21
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:オムニバス(クラシック)

♪スーザ楽団の花形トロンボーン奏者だったアーサー・プライヤー

マーチ王フィリップ・スーザの楽団の伝説的トロンボーン奏者アーサー・プライヤー。
彼の卓越したテクニックはトロンボーンの可能性を大きく広げたといわれます。

12年間在籍したスーザ楽団でプライヤーは、バンマス、ソリストとして活躍しました。
晩年にはアメリカの民主党の政治家としての顔も持っていました。

プライヤーは早くからトロンボーンの才能を見せ始め、
15歳の時には熟達した技術で、父親のバンドで演奏をしていました。
その後、デンバーでスタンリーオペラカンパニーを指揮し、
22歳で初めて、スーザ楽団でソリストを務めました。

そして12年後の1903年にスーザ楽団を脱退して自らの楽団を結成。
同年の11月にはニューヨークのマジェスティック劇場でデビューを果たしました。

スポンサードリンク


「口笛吹きと犬」は作曲家としてのプライヤーの代表作です。
1905年に彼が飼っていたロキシーという名の犬をモデルに作曲されました。
日曜日の朝の公園で口笛を吹く少年と、彼に駆け寄って来た子犬が、
楽しげにじゃれあい、やがてスキップしながら去っていく様子を描いています。

プライヤーの楽曲では他に、スコットランド民謡をトロンボーン用に編曲した作品、
「スコットランドの釣鐘草変奏曲」などが有名です。





アーサー・プライヤー:口笛吹きと犬
Arthur Pryor:The Whistler and His Dog



ブログパーツ
posted by アンドウトワ at 13:43 | 吹奏楽曲 (Wind music) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月22日


J.S.バッハ:メヌエット ト長調 BWV.Anh.114、ト短調 BWV.Anh.115(ギター版)

イレヴン・ストリング・バロック
定価:¥ 2,548
新品最安価格:5%OFF ¥ 2,397 (2店出品)
中古最安価格:31%OFF ¥ 1,750 (2店出品)
レビュー平均: 4.6点 (5人がレビュー投稿)
発売日:2004-08-21
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:セルシェル(イェラン)

♪夫バッハの浄書稿や筆写譜の作成にも協力した妻アンナ

アンナ・マクダレーナ・バッハは宮廷ソプラノ歌手としてケーテンでは有名でした。
同地で宮廷楽長を務めるヨハン・ゼバスティアン・バッハと知り合いとなり、
その数年後の1721年12月3日には、2人は結婚しています。

アンナとバッハは20年に渡り、13人の子宝に恵まれました。
その内7人は早世していますが、残った内のヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハと
ヨハン・クリスティアン・バッハは、後に作曲家として成功しています。

バッハは前妻との間にも7人の子をもうけ、次男のエマヌエル・バッハの作品は、
「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」にも収められています。
前妻はアンナとの再婚の前の年である、1720年の旅行中に急死していました。

アンナとバッハは音楽を通して心通わせ、幸せな家庭生活を送りました。
またアンナはバッハの浄書稿や筆写譜の作成に協力していたため、
その筆跡は年を経るにつれ、段々夫と似ていったといわれています。

ところでメヌエットの本当の作者とされるクリスティアン・ペツォールトは、
バッハと同時代のオルガ二スト、作曲家で、鍵盤楽器のための小品を多く残しました。
中でも今までバッハ作とされていた2つのメヌエットは有名です。

スポンサードリンク


バッハは作品集「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」に、
作曲家名を伏せてこの曲を記入したため、ペツォールトは表には出なかったのです。
現在ではペツォールトの作品はメヌエットを除き、ほぼ忘れ去られています。

尚、この曲は前回、ピアノ版でお届けしましたが、
今回は調をハ調に替え、楽器はギターの演奏でお送りします。





J.S.バッハ:メヌエット ト長調 BWV.Anh.114、ト短調 BWV.Anh.115(ギター版)
J.S.Bach:Menuet in G major, BWV.Anh.114, in G minor, BWV.Anh.115



ブログパーツ
posted by アンドウトワ at 06:42 | 器楽曲・Guitar | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月19日


J.S.バッハ:メヌエット ト長調 BWV.Anh.114、ト短調 BWV.Anh.115

バッハのメヌエット/バロック・チェンバロ・リサイタル
定価:¥ 1,500
新品最安価格:¥ 8,980 (1店出品)
中古最安価格:¥ 2,980 (3店出品)
発売日:2007-06-13
メーカー:ユニバーサル ミュージック クラシック
アーティスト:レオンハルト(グスタフ)

♪当時流行の鍵盤楽器スピネットの練習用に作曲された

「バッハのメヌエット」として有名なこの曲は、彼の二番目の妻である、
アンナ・マグダレーナ・バッハに捧げられた音楽帳に収録された作品です。
この音楽帳は妻がスピネットの練習するために作られたといわれています。

スピネットは16〜18世紀の西欧を中心に流行した家庭用の小型鍵盤楽器で、
多角形のハープシコードを小型にしたような外観をもっています。

比較的軽量で安価なスピネットは貴族のほか、一般市民も所有していたといいます。
また、ハープシコードなど鍵盤奏者の自宅練習用楽器の役割も果たしていました。

スポンサードリンク


原本は2巻からなる「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」には、
フランス組曲やパルティータのほか、息子やクープランの作品も入っています。
そして長調短調の2つのト調のメヌエット(BWV Anh.114, 115)は、
近年の研究によりクリスティアン・ペツォールトの作であると修正されています。

ト長調とト短調は2曲一組として続けて演奏されることも多く、
短調を挟んで長調を2回演奏するように作曲されたとの説もあります。

ト長調はサラ・ヴォーンのヒット曲「ラヴァ―ス・コンチェルト」としても知られ、
その他、テレビCMや電話の保留音など、至る所で耳にする機会の多い曲です。





J.S.バッハ:メヌエット ト長調 BWV.Anh.114、ト短調 BWV.Anh.115
J.S.Bach:Menuet in G major, BWV.Anh.114, in G minor, BWV.Anh.115



ブログパーツ
posted by アンドウトワ at 14:03 | 器楽曲・Piano | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月17日


ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲 ハ長調 RV.425 第1楽章

ヴィヴァルディ/マンドリン協奏曲集
定価:¥ 1,575
新品最安価格:13%OFF ¥ 1,358 (3店出品)
レビュー平均: 3.0点 (1人がレビュー投稿)
発売日:1999-10-27
メーカー:ダブリューイーエー・ジャパン
アーティスト:オルランディ(ウーゴ)

♪映画「クレイマー・クレイマー」のテーマ曲として知られる

古賀メロディを奏でる哀愁漂う合奏などでもお馴染みの弦楽器マンドリン。
一般的なものは17世紀中頃に登場したナポリ型マンドリンから発展したもので、
弦はスチール製の8弦4コース、調弦はヴァイオリンと同じく低音からG-D-A-Eです。

マンドリンはヴァイオリンのような持続音が出せず、一音ずつ途切れてしまうため、
それを補う意味でも細かく音を刻む、トレモロ奏法が多く使われています。

マンドリンの直接の起源はリュートから派生した楽器「マンドーラ」といわれています。
初期のマンドリンは6コースのガット弦を持つバロックマンドリン(マンドリーノ)で、
ヴィヴァルディが書いたマンドリン協奏曲はこの型のためのものです。

小型で比較的演奏も容易なマンドリンは、18世紀イタリアで広く普及し、
多くの作曲家たちがこの楽器のための協奏曲を書きました。
ヴィヴァルディはマンドリンのための協奏曲を4曲ほど書いています。
そのうち純粋なソロとしての協奏曲は、ハ長調のRV.425のみです。

スポンサードリンク


この曲を一躍有名にしたのは79年のアメリカ映画「クレイマー・クレイマー」です。
ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープが共演のこの映画は、
当時アメリカで社会問題となっていた離婚や親権問題などを扱っていますが、
ヴィヴァルディの協奏曲はそうした重くなりがちなテーマとは、
対照的な明るさで映画に面白い効果をもたらしています。

冒頭からテーマ曲として流れる他、ニューヨークの街角でヴァイオリンとギターの、
ストリートミュージシャンたちが演奏する曲としても登場しています。

この曲でヴィヴァルディはトレモロではなく、音符を細かく並べることで、
音の隙間を作らない音楽を生み出しています。







ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲 ハ長調 RV.425 第1楽章
Antonio Lucio Vivaldi:Mandolin Concerto in C major, RV 425 1. Allegro



ブログパーツ
posted by アンドウトワ at 23:25 | 協奏曲 (Concerto) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする