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2010年06月25日


タイケ:旧友

星条旗よ永遠なれ~マーチ名曲集
東京佼成ウィンド・オーケストラ
コロムビアミュージックエンタテインメント(2003-07-23)
おすすめ度の平均: 3.0
5士気〜気分高揚・笑顔物!
4誰もが知ってるマーチがたくさん
3マ−チングかっこょぃぃぃぃぃvvv
3懐かしい〜

♪ドイツを代表する世界的な軍隊行進曲

カール・タイケは多くの吹奏楽作品を残したドイツの作曲家です。
14歳から音楽の学習を始め、様々な楽器を習得。
19歳でヴュルテンベルク王国の陸軍に楽隊員として入隊しました。

25歳頃のことです。
タイケに作曲を教えてくれた楽隊長が去り、
替わって新たな人物が楽隊長としてやってきました。

タイケは彼に完成した新しい行進曲の楽譜を見せました。
この曲に自信を持っていたタイケでしたが、その思いは砕かれます。

「行進曲は十分間に合っている。こんな曲はストーブの薪にして燃してしまえ」

楽隊長は冷たく言い放ち、楽譜をつき返しました。
失意のタイケはすっかり気を落とし、やがて軍楽隊を去ることになります。

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その時、かつての同僚たちがタイケの送別会を催し、
この行進曲を演奏してくれたのです。
感激したタイケは同僚たちに感謝の思いを込め、
この曲を「旧友」と名付けたといわれます。

当時、大変な安値で出版社に売られた「旧友」でしたが、
徐々にその支持を広め、今ではタイケというより
ドイツを代表する行進曲として、世界中で親しまれています。

軍隊を退いた後のタイケは警察官となり、勤務の傍ら作曲活動を続けました。






Carl Albert Hermann Teike:Alte Kameraden
タイケ:旧友.mp3



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posted by アンドウトワ at 12:23 | 吹奏楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日


ガブリエル=マリ:金婚式 -La Cinquantaine-

ヴァイオリン名曲集ア・ラ・カルト
ギトリス(イヴリー)
TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)(2007-08-22)
おすすめ度の平均: 5.0
5二度目に納得する演奏
5彷徨えるギトリス
5まさに至上最高の妖艶な音色

♪ヴァイオリン愛好家にも人気の優雅な小品

ヴァイオリン小品の名曲として大変親しまれている作品です。
元は管弦楽曲・ピアノ独奏曲でしたが、
ヴァイオリンとピアノ用の室内楽として編曲され、
そちらはヴァイオリン愛好家からも人気です。

クライスラーの「愛の悲しみ」を思わせるような優雅な旋律は、
それ自体がヴァイオリンの特性によくあっているのかもしれません。

結婚50周年である金婚式を祝う内容のこの曲は、
実際の金婚式でもパーティーの席で演奏されるなどして場を飾っています。

出だしは短調でどこか物悲しさもありますが、
中間部では同主調の長調に転じ、力強く祝福のムードを盛り立てます。
この部分が好きだという声もよく耳にします。

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作曲のガブリエル・マリーは19世紀中頃のパリに生まれた指揮者、作曲家です。
パリ音楽院に学び、ピアノ奏者・ティンパニ奏者として活動した後、
数年間に渡りコンセール・ラムルーの合唱指揮者を務めました。
ワーグナーに傾倒していたマリーは、
「ローエングリン」のパリ初演時の合唱を指揮しました。

その後は国民音楽協会を始め、各所で指揮者としての活動を続けました。
作曲家としてはこの「金婚式」のみで知られています。






Gabriel Marie:La Cinquantaine
ガブリエル=マリ:金婚式.mp3



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posted by アンドウトワ at 09:21 | 室内楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月13日


ギロック:《こどものためのアルバム》より 「サラバンド」

ギロック/こどものためのアルバム
伊藤仁美
ビクターエンタテインメント(1998-03-21)
おすすめ度の平均: 5.0
4ファンタジックな味わいが、なかなかグッドです。
5近現代アメリカの煌き☆
5お母さんもいっしょにいかが?
5初めてギロックの作品に出会いました。
5オシャレで楽しいギロックが楽しめる!

♪ピアノを習う子の親たちからも人気のギロック

子供のためのピアノ練習曲といえば何が思い浮かぶでしょうか?
バイエル、ツェルニー、ブルクミュラー等の作曲家は古くから親しまれ、
今も変わらぬスタンダードとして人気を保持していますが、
近年、子供だけというより、大人も巻き込んで人気の作曲家がいます。
アメリカの作曲家、音楽教育家であるウィリアム・ギロックです。

以前、代表曲のひとつとして「秋のスケッチ」をご紹介しましたが、
ピアノ曲作曲家として人気が高まるばかりのギロックの作品を、
再びご紹介したいと思います。

ギロックは1917年、アメリカのミズーリ州に生まれ、亡くなったのは1993年。
大変最近の作曲家であることがわかります。
そのためご年配にはあまりよく知られていないということもあります。

3歳の時に自己流でピアノを弾き始め、やがて隣町にレッスンに通うようになります。
大学は美術専攻でしたが、ここで作曲のライト教授に出会ったことが
音楽勉強のきっかけになり、本格的に学び始めたのでした。

その後、24歳で子供向けピアノ曲が5曲、シャーマン社から出版され、
ニューオリンズに移ってからはラジオやテレビ番組のピアノ伴奏者として活動しました。

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30代はピアノ教師を務め、作曲が盛んになったのは40歳を過ぎてからでした。

「サラバンド」は「こどものためのアルバム」に含まれた名品です。
この曲を聴けばギロックがなぜ子供の練習曲としてばかりでなく、
大人の鑑賞用としても親しまれているのかがお分かりいただけると思います。

ピアノ教師として現場で培った実践的感覚と、
機械的な練習に止まらず、ピアノの楽しさも盛り込んだ作風が、
ピアノを習う子の親からも支持される理由になっています。





William Gillock:Sarabande from "Album for Children"
ギロック:《こどものためのアルバム》より 「サラバンド」 - ストリーミング再生


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posted by アンドウトワ at 15:56 | 器楽曲・ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月07日


マクダウェル:《森のスケッチ》より 「野ばらに寄す」 Op.51-1

近・現代名曲集 上
近・現代名曲集 上
posted with あまなつ on 2010.06.07
木幡律子
ビクターエンタテインメント(1994-09-21)
おすすめ度の平均: 4.0
4子供たちの指導に
4オリジナリティーに富んだ独自の解釈

♪民謡を取り入れた穏やかで親しみやすい旋律

ヨーロッパ生活が長かったマクダウェルにとってアメリカの音楽は、
まだまだそれに追いつくものではないという意識がありました。

シューマンやグリーグといったロマン派の影響を受けた作風にも、
そうした彼の音楽に対する意識が色濃く表れています。
マクダウェルがアメリカ音楽の発展に尽くしたことは、
音楽に携わる者として自然な流れだったのかもしれません。

しかしマクダウェルの音楽的志向性は、
ヨーロッパだけに向けられたものではありません。
同時代のアメリカの作曲家 チャドウィックが
母国やカリブ海の民俗音楽の影響を受け入れたように、
スコットランドやアイルランドの民謡を自らのピアノ曲にも取り入れました。

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今日、最もよく知られる彼の作品である「野ばらに寄す」にも、
旋律のスケール(旋法)に民謡からの影響がはっきり見てとれます。

この曲を含むピアノ小品集「森のスケッチ」は1896年に
アメリカ、ニューハンプシャーのペーターバラで、自然をテーマに作曲されました。
前述の民俗音楽やロマン派からの影響に加えて、
ドビュッシーをも感じさせるような和声的雰囲気も持ちあわせています。

マクダウェルは二つの協奏曲を含む多くのピアノ曲の他に、
交響詩や管弦楽組曲といった管弦楽曲、また声楽曲などを残しました。






*プレイヤー上段がピアノ版、下段がギター版です。
E.MacDowell:Woodland sketches "To a Wild Rose" Op.51-1
マクダウェル:野ばらに寄す -piano.mp3
マクダウェル:野ばらに寄す -guitar.mp3


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posted by アンドウトワ at 05:58 | 器楽曲・ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月01日


マクダウェル:《森のスケッチ》より 「水蓮に寄す」 Op.51-6

マクダウェル:ピアノ作品集 第1集 森のスケッチ 他
ジェームス・バルバガッロ
Naxos(2008-05-09)
おすすめ度の平均: 4.0
4なんとも愛らしい曲集

♪アメリカの音楽界の礎を築いた作曲家

マクダウェルは19世紀末のアメリカの作曲家・ピアニスト・教師です。
ニューヨーク生まれのマクダウェル少年は8歳でピアノを習い始め、
幼くしてその才能が開花、周囲にも認められていきます。

そして16歳の時にはフランスに渡り、間もなくパリ音楽院に入学。
一学年下にはやがて印象派を開くドビュッシーが在籍していました。

しかしマクダウェルのフランスでの生活は長く続きませんでした。
入学した翌年に聴いたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が、
彼にパリ音楽院を退学し、ドイツで学ぶ決意をさせたのです。

フランスを去ったマクダウェルはフランクフルトのホーホー大学で、
ピアノや作曲、対位法とフーガなどを学び始めました。
その時に作曲を師事したヨアヒム・ラフは、
「ハンガリー狂詩曲」のオーケストレーションでも知られるリストの弟子です。

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ラフがリストにマクダウェルを紹介したことが大きなきっかけとなり、
彼は作曲家・演奏家として認められ、ドイツのヴイースバーデンを拠点に、
その後の数年間はヨーロッパで活動を続けました。

帰国後は母国アメリカの音楽水準を上げることが自らの使命だとし、
若い音楽家たちの教育にも熱意を傾けました。






E.MacDowell:Woodland sketches "To a Water Lily" Op.51-6
マクダウェル:水蓮に寄す.mp3



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posted by アンドウトワ at 19:13 | 器楽曲・ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする