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2009年02月24日


フランク:交響曲 ニ短調 第3楽章

フランク:交響曲 ニ短調
フルトヴェングラー/ウィーン・フィル
ポリドール(1999-04-22)

♪幻想交響曲と並ぶフランスの2大交響曲

フランスの作曲家として紹介されることの多いフランクですが、
出生地は隣国のベルギーで家系はオーストリア。
また母親はドイツ系ということもあるせいか、
その音楽はフランスというよりむしろドイツ、オーストリア系の
クラシック本流の趣きを強く感じさせます。

フランク自身、バッハ、ベートーヴェン、ワーグナーといった
正統派ドイツ音楽に深く傾倒していました。

一家ががベルギーからフランスに移住した後、
フランクはパリ音楽院に学び、
リストやショパンも認めるほどの才能を現します。
しかし彼は華やかな表舞台を嫌い、教会のオルガン奏者を務める傍ら、
ひたすら地道に作品作りに励みました。

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そんなフランクが晩年に残した唯一の交響曲が交響曲ニ短調です。
ベルリオーズの幻想交響曲と共にフランスの2大交響曲と評されるこの作品は、
後進の印象主義音楽とはまったく異なる、
重厚でがっしりとしたいかにもドイツ的な音楽です。

しかしその中にも最初の主題を他の楽章でも有機的に用いる“循環形式”や、
魔法のようなみずみずしい転調を含んだフランクならではの作品になっています。




César Franck:Symphony in D minor, 3. Allegro non troppo

http://classical-music.aki.gs/Franck-Symphony-in-D-minor-3rd.mp3



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posted by アンドウトワ at 14:31 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日


デュラン:ワルツ 第1番 変ホ長調 Op.83

特撰!ピアノ名曲150<3>舞踏への勧誘/ルーマニア民俗舞曲
メジューエワ(イリーナ)
コロムビアミュージックエンタテインメント(2005-07-27)
おすすめ度の平均: 5.0
5安心して聴ける定番集

♪初心者の練習曲としても知られるピアノ小品

デュランはフランスのオルガニスト、音楽出版業者、作曲家です。
教会のオルガン奏者を務めながら作曲家・音楽評論家としても活躍。

しかし何といってもデュランの名を有名にしているのは、
音楽出版のデュラン社の設立者としての肩書きです。

友人と共に起こしたピアノ製造会社を基盤に、
そこでフラックスランド社の出版事業を引き継ぎ、
会社は解散と再建を経てドビュッシーやラヴェルなど、
フランス近代音楽の楽譜で知られるようになっていきました。

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それに対し作曲家としてのデュランはピアノ用のサロン小品
「シャコンヌ」と「ワルツ」が知られるぐらいです。
特に「ワルツ」はピアノ初心者用の小品として親しまれ、
発表会の定番曲としてご存知の方も多いかもしれません。

聴けばお気づきのように、ショパンの「子犬のワルツ」を思わせるような、
軽快で流麗な楽しい1曲です。




Auguste Durand:Valse No.1 Op83

http://classical-music.aki.gs/078-Durand-Valse-No1.mp3



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posted by アンドウトワ at 10:11 | 器楽曲・ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月12日


シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 Op.43 第4楽章

シベリウス:交響曲第2番、第7番
バルビローリ(ジョン)
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)(2009-01-21)
おすすめ度の平均: 5.0
5現代の指揮者では味わえない圧倒的名演

♪最も人気度の高いシベリウスの交響曲

20世紀を代表する交響曲作曲家のひとりであるシベリウス。
彼は生涯に7曲の交響曲を残しました。

チャイコフスキーなどロシア的な影響の強い第1番に始まり、
ワーグナーやブッルクナーをも感じさせる作風を通過して、
次第に独自の枯淡の境地へと向かっていきます。
そうしたシベリウスの交響曲の中で、
最もポピュラリティーを獲得しているのが第2番です。

後期の作品ほどの深みはないものの、
ベートーヴェン的な“暗から明”へという明快な構成や、
なんと言っても映画音楽のように親しみやすい第4楽章の主題が、
この曲の人気の高さを支える原動力になっていると思います。

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一般的に第2番は、ロシアの圧政に対するフィンランド人の、
独立への意志を描いていると解されることが多いですが、
シベリウス自身はそうした意味合いはまったくないと言っています。

宗教的な趣きもある第2楽章などを考えれば、
むしろ精神的な意味合いの方が強いという受け止め方もできるかもしれません。




J.Sibelius:Symphony No.2 in D major Op.43 4th movement

http://classical-music.aki.gs/Sibelius-SymphonyNo2-4th.mp3



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posted by アンドウトワ at 06:18 | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日


モーツァルト:歌劇《イドメネオ》序曲 K.366

モーツァルト:序曲集
ベーム(カール)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2006-02-15)
おすすめ度の平均: 5.0
5カールベームの真骨頂

♪オペラ・セリア時代の代表作

モーツァルトの時代は音楽が貴族から大衆の手に移る転換期でした。
それに伴いオペラの分野でも、ギリシャ神話などに題材を得た
重厚なオペラ・セリアから、より軽妙なオペラ・ブッファへと
聴衆の趣向は変わっていきました。

モーツァルトのオペラとして有名な「フィガロの結婚」や
「ドン・ジョバンニ」などはこのオペラ・ブッファに属します。

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歌劇「イドメネオ」はオペラ・セリア時代最後の、
そして最大の作品と呼ばれています。
モーツァルトが再びオペラ・セリアに着手するのは、
最晩年の最後のオペラ「皇帝ティートの慈悲」においてです。

「イドメネオ」の台本を書いたイタリア人司祭ヴァレスコは
いわば素人だったため、結果としてモーツァルト自身も
台本作成に大きく関わった最初のオペラになりました。




W.A.Mozart:Idomeneo Overture K.366

http://classical-music.aki.gs/178-Mozart-Idomeneo-Overture.mp3



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posted by アンドウトワ at 06:15 | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする