♪ひっそりとたたずむ無言歌集中の逸品
「夕暮れ時、何気なくピアノに向かい鍵盤に手を置けば、
知らずの内に口ずさみたくなるような旋律が浮かんでくる。
誰でもこんな経験はあるだろうがもしこれが、
メンデルスゾーンのような才能ある人間の場合だったらどうだろう。
たちまち美しい“無言歌集”を生むであろう。」
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シューマンがメンデルスゾーンの無言歌について語った言葉です。
メンデルスゾーンは21歳から36歳までのおよそ15年間にかけて、
合計48曲の無言歌と呼ばれるピアノ小品を書いています。
これはそれぞれが6曲からなる全8集の無言歌集として出版されました。
「慰め」は第2集の第3曲で、その敬虔な雰囲気から賛美歌としても歌われています。
Felix Mendelssohn:Songs without Words "Consolation" Op.30-3
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http://classical-music.aki.gs/Menndelssohn-Songs-without-Words-Consolation.mp3