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7/29公開 長谷川博己、竹之内豊、石原さとみ 他 映画 『シン・ゴジラ』
伊福部 昭:「ゴジラ」メインタイトル
9/10公開 広瀬すず X 山崎賢人 主演 映画 『四月は君の嘘』
クライスラー:愛の悲しみ
サン=サーンス:序奏とロンドカプリチオーソ
ショパン:バラード 第1番
パガニーニ:24のカプリース Op.1 第24番 イ短調
モーツァルト:きらきら星変奏曲 K.265

2016年08月27日


ホルスト:組曲 《惑星》 Op.32 から 第4曲「木星」 [新録音2016]



ホルスト:惑星
ホルスト:惑星
posted with あまなつ on 2016.08.25
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♪有名な第4主題は歌などにアレンジされ特に親しまれる

ホルストの代表作である組曲「惑星」の中でも人気なのは「火星」と「木星」で、
この2曲は独立して演奏されることも多い楽曲です。

そして特に「木星」の有名な第4主題(3:16)は、歌詞をつけて歌われるなど、
様々にアレンジして親しまれ、これらは総じて「サクステッド」と呼ばれています。
「サクステッド」とはホルストが1917年から1925年まで暮らした街の名です。

「木星」の第4主題が一人歩きを始めた最初は、作者自身によって管弦楽付きコラールに
改作編曲された『我は汝に誓う、我が祖国よ(“I vow to thee, my country”)』で、
現在では英国の愛国的な賛歌として、セレモニーなどで広く歌われています。

この歌は1918年に英国の外交官スプリング・ライスの依頼により、ホルスト本人によって、
歌詞に合うように改作されたもので、歌詞が第一次世界大戦のさなかに作られました。
作品の発表も1926年の第一次世界大戦休戦協定記念式典であったために、
11月11日のリメンブランス・デーに歌唱されることが多くなっています。

友人の作曲家ヴォーン・ウィリアムズは、自身も監修に加わった讃美歌集に
『我は汝に誓う、我が祖国よ』を収める際に「サクステッド」と命名しました。
これにより「木星」の第4主題は「サクステッド」と呼ばれるようになりました。

その後、この旋律は数限りないほどの形にアレンジされ、
クラシック音楽を超えた名旋律として、多くの人々に親しまれることとなりました。

日本では本田美奈子.や平原綾香といった歌手のカバーで知られるほか、
世界的な歌手サラ・ブライトマンによるカバーも浸透しています。

最近ではフィギュアスケートの浅田真央選手が、
自らのパフォーマンスのテーマ曲として「ジュピター」を使用していました。


* 10年前の録音ではPCのスペック上、大編成の音を鳴らすのに精いっぱいで、
細部の微妙なニュアンスに神経が行きわたりませんでした。
今回はそれを改め、全トラック(約50)を洗い直しました。




ホルスト:組曲《惑星》 Op.32 から 第4曲「木星」 [新録音2016]
Gustav Holst:The Planets Op.32 1. Jupiter [8:26]


http://classical.seesaa.net/Holst-The-Planets-Jupiter-2016.mp3


ホルスト:組曲《惑星》 Op.32 から 第4曲「木星」 [第4主題]
Gustav Holst:The Planets Op.32 1. Jupiter [Thaxted] [1:56]


http://classical.seesaa.net/Holst-The-Planets-Jupiter-Thaxted.mp3


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2016年08月25日


ホルスト:組曲 《惑星》 Op.32 から 第1曲「火星」 [新録音2016]



ホルスト:組曲「惑星」
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カラヤン/ベルリンフィルハーモニー
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♪二つの大戦を予見したかのような驚異的な音楽描写

まず最初に驚くべきは、この曲が今から100年も前の作品だということです。
組曲「惑星」は第一次大戦が始まった1914年に着手され、1916年に完成しました。

まるで最新のハリウッドSF映画音楽のような響きには目を見張るばかりで、
人工衛星も宇宙天文台もない時代に、どうやってこのようなイマジネーションを
展開させることができたのか不思議でなりません。

ホルストは主に合唱曲を得意とした作曲家でした。
そんな彼にとっては異色とも言える「惑星」だけが有名なことについて、
ホルストは周囲に不満をもらしていたと言います。

しかし、この音楽には時代を超えた、飛び抜けたインスピレーションが感じられ、
そうなることも致し方ないことと言えます。

第1曲「火星」は占星術に基づき「戦争の神」がテーマになっています。
基本的には「火星」と「水星」の位置が入れ替わっていることを例外として、
各惑星は軌道長半径上で太陽から近い順番に配列されています。

ですから「火星」の1曲目という順番はおかしいですが、
これには地球から見て距離が近い順という考え方もあるようです。
しかし、明確な理由はまだわからないようです。
ただ、音楽的には「火星」が最も第1曲にふさわしい雰囲気を持っています。

「火星」の驚くべき点は、同時期に開始された第一次大戦というより、
第二次大戦の原爆までもを予知したかのような描写が見られることです。

現代の最新の映画音楽でも通用するような先進性、
宇宙時代を遥かに先取りしたイマジネーション、
そして、大戦を予言するかのような描写など、
様々な意味で"驚異的"と言わざるを得ない作品が組曲「惑星」なのです。

組曲の完成がちょうど100年前の1916年であることに思いを馳せながら、
この"驚異"の音楽を聴いてみてください。


* 9年前の録音ではPCのスペック上、鳴らせなかったパートも補完しました。
また、アーティキュレーションに気を配り、より血の通った音楽を心掛けました。




ホルスト:組曲《惑星》 Op.32 から 第1曲「火星」 [新録音2016]
Gustav Holst:The Planets Op.32 1. Mars [7:35]


http://classical.seesaa.net/Holst-The-Planets-Mars-2016.mp3



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posted by アンドウトワ at 12:19 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月15日


グリンカ:歌劇 《ルスランとリュドミラ》 序曲 [新録音2016]



モルダウ、ロメオとジュリエット、ルスランとリュドミラ、はげ山の一夜
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プレヴィン(アンドレ)
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♪ロシア国民音楽を提唱し、後の国民楽派への潮流を生む

グリンカは作曲家としてロシアで初めて国外でも認められた
“近代ロシア音楽の父”ともいわれる人物です。

生まれたのはメンデルスゾーンやベルリオーズとほぼ同じ頃の1804年。
そしてロマン派と呼ばれる時代の真ん中を生きました。
13歳でジョン・フィールドにピアノを習い、19歳で作曲を始めています。

西洋の影響下を離れた、ロシア独自の音楽の創作というグリンカが築いた礎は、
後のリムスキー=コルサコフをはじめとするロシア5人組へと受け継がれ、
やがてはロシア音楽全体の興隆につながっていきます。

ロシア最大の詩人プーシキン原作の台本による歌劇「ルスランとリュドミラ」は、
グリンカが1842年に作曲した2つ目のオペラです。
その年に上演されるも、イタリア歌劇に夢中な当時の大衆には迎合されませんでした。

しかし、オープニングを飾る華やかな序曲は次第に知られるようになり、
現在では歌劇の上演はないものの、序曲のみが演奏会で単独で取り上げられています。


* 9年前の録音では遅めのテンポで、ややもっさりしていましたが、
PCのスペック向上もあり、よりきびきびしたシャープな演奏になりました。




グリンカ:歌劇 《ルスランとリュドミラ》 序曲 [新録音2016]
Mikhail Glinka:"Ruslan and Ludmilla" Overture


http://classical.seesaa.net/Glinka-Ruslan-and-Ludmilla-Overture-2016.mp3



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posted by アンドウトワ at 17:22 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月13日


伊福部 昭:映画 『ゴジラ』 メインタイトル



シン・ゴジラ音楽集
シン・ゴジラ音楽集
posted with あまなつ on 2016.08.13
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キングレコード(2016-07-29)
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♪日本映画音楽の礎を築いた重要な作曲家

同じフレーズが執拗に繰り返されるこの曲のインパクトは絶大なものでした。

作曲者の伊福部昭は様々な音楽ジャンルで才能を発揮し、
特に数百もの映画音楽の作曲で日本におけるその礎を築きました。

教育者としても東京音楽学校の作曲科講師として芥川也寸志、黛敏郎といった優れた後進を輩出。
76年からは東京音楽大学の学長を務めました。

伊福部と音楽との出会いはレコード鑑賞会で聴いたラヴェルのボレロでした。
その衝撃に鑑賞会の目的だったベートーヴェンを聴かずに帰ったといいます。

そして独学で音楽を身につけ、フランスのコンクールでチェレプニン賞を受賞。
その後も故郷アイヌの土着の音楽などを取り入れた伊福部作品に対し、
冷淡な態度を取り続けた日本の楽壇とは距離を置きつつ、精力的に作曲活動を続けていきました。

生活のために作り始めた映画音楽でしたがその中のひとつ、
1954年のゴジラの音楽はクラシックや現代音楽を越えたヒットとなり、
伊福部の名を広く世間に知らしめることとなりました。

ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調との類似については前述ですが、
フレーズばかりではなくそれを執拗に反復するという手法も、
ボレロ等のラヴェル作品からの影響が大きいと言えます。

モティーフの反復・展開はアイヌ等の先住民族の音楽にも見られますが、
伊福部にとって決定的だったのは、やはり最初のラヴェル体験だったようです。

「管弦楽法」等の優れた著作も残した伊福部は2006年、東京目黒区の病院で91年の生涯を閉じました。


*現在公開中の映画『シン・ゴジラ』でも伊福部昭作曲の「メインタイトル」が登場します。
新作用に新たにレコーディングしたものの、納得できなかった庵野監督は、
潔く第一作公開当時のモノラル音源を、映画でもそのまま使用したと言います。



ケロオケ
伊福部 昭:映画 「ゴジラ」 メインテーマ
Ifukube, Akira:"Godzilla" Main Title


*楽曲の著作権が継続中のため音源はストリーミング再生のみです



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posted by アンドウトワ at 03:19 | 映画音楽・洋楽・J-POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月11日


グリーグ:《ペール・ギュント》第1組曲 Op.23-4 「山の魔王の洞窟にて」 [2016]



グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲&第2組曲/シベリウス:交響詩「フィンランディア」、悲しきワルツ
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カラヤン/ベルリンフィルハーモニー
ユニバーサル ミュージック クラシック(2012-05-08)
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♪プロ野球の応援曲としても知られる組曲中の人気曲

組曲「ペール・ギュント」はノルウェーを代表する作曲家である
グリーグの多くの作品の中でも、特によく知られ人気の高い作品です。

ノルウェーに伝わる民話に題材をとったイプセンの戯曲「ペール・ギュント」が、
劇場で上演される際に、ピアノ二重奏の形で作曲され、出版されました。

のちにこれが管弦楽曲に編曲され、その中からグリーグ自身が8曲を選び、
それぞれ4曲ずつの二つの組曲としました。

この物語はソルヴェイグという純情な婚約者がいながらも、
夢想を追って、世界放浪の旅を続ける主人公ペールの人生を描いています。

一攫千金を夢見、次々と女性を追いかけ根無し草のように
さすらうペールは波乱万丈の後、故郷でひたすら帰りを待ちながら
すっかり年老いたソルヴェイグのもとへ帰り、
彼女が歌う子守唄を聞きながら静かに眠りにつきます。

組曲第一の4曲目にあたる「山の魔王の洞窟にて」は、
旅の途上ペールがさまよった山の中で、そこに住む魔王の娘の求婚を
断ったため魔王に殺されそうになり、命からがら逃げ去る場面での音楽です。

組曲中でも人気の高い曲で、阪神タイガースの応援歌に
使われるなど一般的にもよく知られています。


* 9年前の録音では全体にテンポが遅く、今ひとつ乗り切れていませんが、
今回はアッチェランドをかけ、緩急のメリハリをつけました。
またホールサウンドは違うリバーブにより、クリアかつ奥行きが増しています。

(当時の録音が全般に遅いのは、PCのスペックの問題もありました)




グリーグ:《ペール・ギュント》第1組曲 Op.23-4 「山の魔王の洞窟にて」 [新録音2016]
E.Grieg:Peer Gynt Suite No.1 Op.23-4 "In the Hall of the Mountain King


http://classical-seesaa.net/Grieg-PeerGynt-the-Mountain-King-2016.mp3



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posted by アンドウトワ at 17:59 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月04日


クライスラー:愛の悲しみ



クライスラー:ヴァイオリン名曲集
パールマン(イツァーク)
EMIミュージック・ジャパン(2008-06-25)
おすすめ度の平均: 5.0
5珠玉の小品集


♪自身の作品「愛の喜び」と対を成す感傷的な姉妹曲

前回、クライスラーの“偽称作曲”のことに少しばかり触れましたが、
今回はこれについてもう少し詳しくお話ししましょう。

事情から医学を学び、将校にもなったブランク期間から復帰後、
クライスラーの活動状態は厳しく、演奏機会にも恵まれませんでした。
軌道に載りかけたところで間を空けたのが響いたのでしょう。

そこでクライスラーは起死回生の策に出ます。
単に自作曲に過ぎないヴァイオリン曲のいくつかを、
図書館や修道院の資料室で発見したヴィヴァルディなどの、
過去の大作曲家たちの未発表曲だと偽り、自ら演奏して注目を集めたのです。
この嘘に気づく者は当時誰もいませんでした。

それどころか批評家たちは「新発見の作品はどれもすばらしいが、
クライスラーの演奏は未熟だ」とこき下ろしたのです。
つまりクライスラーが闘っていたのは、
このように外面だけで物事を判断する権威主義に対してだったのです。

しかし聴衆たちはクライスラーの卓越した演奏を聞き逃しませんでした。
こうして権威を打破するための嘘をきっかけに、
クライスラーはヴァイオリニストとして大きく羽ばたいていきました。

その嘘がなぜ30年も過ぎてから見破られたのでしょう?
それはある批評家が「発見されたヨーゼフ・ランナーの未発表曲
(実はクライスラー作)はシューベルト作に匹敵する出来だ」
と絶賛したことにクライスラーが激怒したためです。
クライスラーは心から尊敬するシューベルトと、
自分のような者の作品が同等に並び賞されたことが我慢ならなかったのです。
シューベルトに申し訳ないという謙遜の思いからでした。

しかしこのやりとりを不審に思った新聞記者に問い詰められ、
クライスラーはとうとう長年の嘘を打ち明けたのでした・・・。

さて話を作品に戻すと「愛の悲しみ」は前回の
「愛の喜び」と対をなす、これも広く人気の小品曲です。
「愛の喜び」が長調で快活に喜びを表現しているのに対して、
こちらは短調で文字通り悲しげな気分を描いています。
どちらの曲もシンプルながら微妙な機微のある、
ヴァイオリニスト必須のレパートリーになっています。



ケロオケ
クライスラー:愛の悲しみ
Kreisler:Liebesleid


*楽曲の著作権が継続中のため音源はストリーミング再生のみです



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posted by アンドウトワ at 08:07 | 室内楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23



ショパン:バラード&スケルツォ全集
ルービンシュタイン(アルトゥール)
BMG JAPAN (2007-11-07)
おすすめ度の平均: 5.0
5 清々しさの中にある味わい深さ
5 大人のショパン
5 素晴らしい


♪ドラマチックな叙情性をもったピアノ曲のバラード

バラードとは中世の吟遊詩人が竪琴を手に弾き語っていた、
物語性のある叙情的な歌が元来の意味です。

現代でもスローでドラマチックな歌をバラードとよく呼びますが、
テンポが遅めという点を除けば、大筋は同じ意味だと言えます。

ショパンはこのバラードを初めて、ピアノ曲として確立させました。
4曲あるバラードは、ポーランドの詩人アダム・ミツキェヴィッチの詩に
インスパイアされて作曲されたと言われています。

「バラード第1番」は作曲家としてのショパンにとってはごく初期の作品で、
4曲中でも特に高い人気を集めています。
陰鬱なト短調の第1主題に続いて登場する変ホ長調の第2主題(2:50)は、
いかにもショパンらしい叙情性に満ちた美しい旋律が印象的です。

シューマンも「大変優れた作品」と愛したこの曲は、
シュトックハウゼン男爵に献呈されました。




ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23
Chopin:Ballad No.1 in G minor, Op.23


http://classical-sound.up.seesaa.net/Chopin-Ballad-No1.mp3



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サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28



カルメン幻想曲~スーパー・ヴァイオリンの名技
定価:¥ 1,050
新品最安価格:15%OFF ¥ 884 (5店出品)
中古最安価格:14%OFF ¥ 900 (2店出品)
レビュー平均: 5.0点 (1人がレビュー投稿)
発売日:2004-01-21
メーカー:ワーナーミュージック・ジャパン
アーティスト:ヴェンゲーロフ(マキシム)


♪名手サラサーテに献呈された独奏曲の名品

サン=サーンスを中心として近代フランス音楽の流れを眺めると、
その全貌をわかりやすく把握することができます。

サン=サーンスが生きた1835年から1921年という時代は、
ロマン主義から印象派を経て現代音楽へと至る過渡期でした。
そこに登場するベルリオーズ、ビゼー、フランク、フォーレ、
ドビュッシーといった名だたるフランスの作曲家たちは、
何らかの形でサン=サーンスと関わり、歴史を織り成しています。

特に弟子のフォーレとは終生に渡って書簡のやり取りを続け、
互いのよき理解者同士として交流を保ちました。

また共同総裁を務めるサン=サーンスとロマン・ビュシーヌが発起人となり、
設立されたフランス国民音楽協会には、フォーレやフランクも名を連ねました。

この協会には後にラヴェルやドビュッシーも参加。
「牧神の午後への前奏曲」やデュカスの「魔法使いの弟子」もここで初演されました。

多方面に交流があったサン=サーンスの親友のひとりに、
当時ヨーロッパ中の話題をさらったヴァイオリンの名手、パブロ・デ・サラサーテがいました。
サラサーテのデビュー当時、ふたりは共に演奏旅行をしていたのです。

そしてサン=サーンスはサラサーテのために、いくつかのヴァイオリン曲を献呈しています。
「序奏とロンド・カプリチオーソ」もそうした作品のひとつです。

この曲はふたりの多くの音楽的語らいから生まれました。
情熱的なスペインの民族的情緒を感じさせる曲で、
サラサーテのツィゴイネルワイゼンと並ぶ、人気のヴァイオリン独奏曲です。
またサン=サーンスの作品としても指折りの有名曲になっています。




サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
C.Saint-Saens:Introduction and Rond Capriccioso Op.28


http://classical.seesaa.net/Saint-Saens-Introduction-and-Rond-Capriccioso.mp3



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posted by アンドウトワ at 07:51 | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ジョン・ウィリアムズ:映画『スターウォーズのテーマ』
【浅田真央 「ジュピター」 from NHK杯 フィギュアスペシャルエキシビジョン】
ホルスト:組曲《惑星》Op.32 から 第4曲「ジュピター」
【フィギュアスケート 羽生結弦選手 2015-2016 SP曲】
ショパン:バラード第1番

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